人と助け合い、人と人、
人と建物をつなぐ。
OYAMA
SATORU
大山 悟
- リニューアル事業部 / 主任
- 2015年 中途入社
入社のきっかけ
実は大学時代、警察官を目指していたんです。刑法や民法などを法学部で学んでいました。新卒の就職活動時、民間企業にもチャレンジしたいと思い、選考採用試験を受けた都市インフラ関連の会社から内定を先にいただきました。新卒入社したその会社で電気設備、改修工事の業務を経験。その後、30歳からのキャリア形成を考え、転職を検討し始めました。相談相手だった大先輩が会長の同級生だった縁もあり、選考を経てアキテムへ入社し、施工本部のリニューアル部への配属となりました。
入社すると、気さくで話しやすい個性豊かな先輩社員たちに出会いました。上層部も話をしっかり聞いてくれる。トップダウンとボトムアップのバランスがいい会社だと感じました。また、今後もどんどん成長していく企業だと感じています。今、社員数は中規模ですが、徐々に増えていますし、需要がこれからさらに高まっていく業種です。働いていて事業規模の拡大を肌で感じています。
インタビュー
-
現場と向き合い、緊張感を持って施工していく。
私がリニューアル部で担当しているのは、主に建物の改修工事に関わる施工管理業務です。その中でも、特に設備系。空調設備の更新や、給排水管の更新・更生工事など、空調・環境衛生関連の工事に携わっています。
入社してから、現場の責任者になるために、国家資格である1級管工事施工管理技士を取得しました。試験勉強は帰宅後や休みの日に時間を決めて取り組みました。
目下取り組んでいるのは、ある研修施設の外壁大規模改修工事です。建物の外壁タイルが、経年劣化して浮きが出てきてしまっているので、浮きが進行して剥離、落下とならないよう予防保全としての工事を進めています。中長期的に建物の資産価値が損なわれないように、長く使えるような形を目指し、提案し対応をしていくのが私達の役割です。
特に印象に残っている業務は、大規模データセンターの空調工事です。サーバー室の空調に不具合が出てしまったら被害総額はとんでもないレベルになります。緊張はしましたが、ひとつひとつの仕事を丁寧に重ねることで無事納品しました。 -
建物をつくるのも管理するのも使うのも人。
施工管理の仕事を簡単に言うと、指定された予算で期日までに、事故を起こすことなく最良の状態に仕上げる。そのための材料、職人、技術を準備して実際に納めていくことです。つまり、予算、工程、品質、労務、そして安全。これらをマネジメントして管理する役割なんです。ですが、原点はコミュニケーションではないかと感じます。お客様の意図をくみ取り、工事の工程を理解していただき安心感を醸成すること。職人さんの体調管理や現場を誤解なく円滑に回すこと。全てコミュニケーションがベースです。もともとコミュニケーションが大好きなんです。
仕事は基本的にはアキテムの名の元でのお付き合いですが、お客様との関係性が深まるうちに、大山だからお願いしたいんだと言っていただけるような案件が増えてきました。お客様と、人と人という形で向き合えることが喜びです。
今後の夢や目標
5年後には管理職になることを目標に設定しています。現在の上司が、「任せてくれる人」なんです。自分でどんどんやってみろと現場に送り出してくれる。失敗することもあるだろうけれど、責任は持つからと見守ってくれる上司です。部のメンバーも助け合える仲間ばかり。業務の性質上、土曜日曜や夜間の工事もありますが、家庭の事情や体調でスケジュール調整がうまくいかないときもフォローし合っています。
施工管理の現場は、規模が小さな現場から大きなものまで様々です。照明の交換、トイレ交換のようなものから始めて、そのうちフロア全体工事で、その次はいよいよ建物すべてという形でステップアップしていくことができるもの。私も今の上司のように、ステップアップを見守れるような管理職を目指したいです。コミュニケーションへの情熱を忘れず、社内外の様々な人と誠実に向き合い、良い組織や現場をつくっていきたいです。
他の社員を見る